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POSTMAN体験談

早稲田大学学生団体POSTさん

<2013年参加>

 

今プロジェクトを通して私の心に1番に響いた出来事は、子供が笑顔で駆け寄ってきたことでも、学校のある地域の経済的に厳しいという現状を聞いた時でも、記念写真を撮った時でもありませんでした。
文房具をいざ渡すとなった時、僕たちは会場となる教室に通されました。そのときです。子供達ではなく、学校の先生みなさんが僕たちに握手を求めてきたのです。みなさん、笑顔で、目にはうっすらと涙をためていました。そしてその1つ1つの握手がどれも力強く、言葉は通じずとも、まっすぐ僕たちの目を見つめて頷いていらっしゃいました。

 そしてその会場には、入りきらないほどの子供達の保護者が私たちを見に来ていました。皆さんとても笑顔が素敵で何人かと握手をすることが出来ました。

あの時の感動、気持ちの高揚は忘れられません。

 その時、私たちはこの支援の持つ大きな意味を改めて確認させられたような気がしました。私たちはずっと「子供達への支援」ということばかり意識していましたが、このプロジェクトは子供を想う人たち・教育者・保護者にとっても大きな意味を持つものだったのだなと。

 もちろん、本当にこの地域の人たちは貧しく子供の教育にかけることの出来るお金もわずかです。その環境の中で今回私たちが行った活動というのは、「双方の満足の上に成り立つ支援」を実現することが出来たのではないかと思っています。ベトナムには今回訪問したような学校がたくさんあります。

 もっと環境の悪い学校もたくさんあります。 私たちが学生として出来る支援には限界がありますが、可能性に限界はありません。今回のプロジェクトから学んだことを無駄にせず、次回からのプロジェクトにつなげて行きたいと思います。また、今回協力してくださったNGO団体時遊人様とも継続的に連絡をとり、その後の様子を聞いたり、また、次の機会に同じような支援・それ以上の支援を行ったりしていきたいと思います。

 このプロジェクトに協力してくださったすべての方々に感謝したいと思います。ありがとうございました!

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​体験談

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